南アフリカ航空が経営再建の一環で、路線網を見直します
これにより、2020年2月29日をもってヨハネスブルグー香港間のSA286/SA287便も運休となり、香港から、というよりもアジアから撤退となってしまいます
個人的には、南部アフリカ赴任時に何度もお世話になったSA286/287便がなくなってしまうのが残念で、当時の私の酸いも甘いもこのフライトに凝縮されていたような気がします
深夜の香港国際空港の乗継って、私にとっては「SA287 約翰尼斯堡」という表示、いつも「最後召集」になっているイメージでして
最近は、2019年後半に香港でのデモ激化により運休していたり、2020年に入って新型コロナウィルスでまた運休となっていたようなので、仕方ありませんね…
写真のような4発機、最新の機材に比べると燃費の良くないA340-300、A340-600をいつまでも使い続けているなと思っていましたが、ここにきてA350-900を投入し始めており、香港路線に投入されたら特典航空券でビジネスクラスを予約しようかなと目論んでいた矢先でした
運行継続するヨハネスブルグ発着の長距離国際線は、フランクフルト、ヒースロー、ニューヨーク、パース、アクラ経由のワシントン
アフリカ域内線ではブランタイヤ、ダルエスサラーム、ハラレ、キンシャサ、ラゴス、リロングウェ、ルサカ、マプト、モーリシャス、ナイロビ、ビクトリアフォールズ、リビングストン、ウィントフック
運航休止となるのは、香港、広州、アクラ経由のアビジャン、エンテベ、ルアンダ、ミュンヘン、ンドラ、サンパウロ
ということで、それなりに規模は縮小となりますね
もともと常に公金が投入されるような状況で、経営は良くなかったみたいですが、同じアフリカ大陸のスターアライアンス加盟の、エチオピア航空の台頭も大きいのではないかな
私も価格と最新機材と、便利さでエチオピア航空を選んで最近はアフリカに行ってましたし
あちらの拠点のアディスアベバは地理的にアフリカ大陸のハブとしては最適な場所で、なかなか戦略的に事業を拡大してきていますからね
対する南アフリカ航空の本拠地ジョバーグは、アフリカ大陸の南端の方で、南部アフリカのハブにしかならないような場所です
当ブログの南アフリカ航空の記事は↓
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当ブログのエチオピア航空の記事は↓
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