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ID6832 Jakarta(Soekarno Hatta)-Silangit Mar/2023
インドネシア赴任後、初の国内旅行はスマトラ島北部にあるトバ湖。
最寄りの空港であるシランギット空港まで、バティック・エアを利用しました。
バティック・エア/Batik Air ID6832 ジャカルタ(スカルノハッタ)→シランギット
搭乗機はA320(PK-LUJ)
初搭乗のバティック・エア/Batik Airです。
在印尼邦人の間では、必ずと行っていいほど「遅延するので使わないほうがいい」と言われているLCCのライオン・エア/Lion Airのグループ会社でフルサービスキャリアのバティック・エア/Batik Air
ちょっとよくわからない位置づけですが、果たして…
トバ湖/Lake Toba
スマトラ島北部にある世界最大のカルデラ湖で、湖畔にはサモシール島などリゾート地になっている場所があります。
湖周辺は標高が900mくらいあって涼しく、バタック族が生活していて独特の形の屋根の家屋や教会があったりと、インドネシアにいることを忘れさせるような場所です。
ジャカルタ周辺の喧騒を忘れて過ごすには最高の場所でした。距離でいうと、ジャカルタよりもKLやシンガポールの方が近いので、マレーシアやシンガポールに住んでる人たちが涼みに来るような場所のような感じでした。
https://www.indonesia.travel/jp/ja/destinations/sumatra/lake-toba
シランギット空港/Silangit Airport
トバ湖へのアクセスはスマトラ島北部の大都市メダンからが一般的ですが、最寄りの空港なのがシランギット空港です。正式名称はSisingamangaraja XII International Airportという当地のバタック族の王の名前のようです。国際空港ということで、コロナ前にはKLからのフライトもあったようですが、私が訪れた時点では、ジャカルタ(スカルノハッタ)へのフライト4往復(バティックエアx2、シティリンク、インドネシア・エアアジア)のみでした。記事を書いている時点(2023年8月)では、バタムへのフライトが週2便(シティリンク)が追加されているようです。
※最寄りと言っても、トバ湖は非常に大きいので、観光客が多く滞在するサモシール島へは、車+ボートで3時間以上かかります(たしかにメダンよりは近いですが)
航空券を購入するときは、Silangit、Siborong-Borongなど表記が色々あるようで、注意が必要です。IATAの3レターコードはDTBです。
チェックイン/Check in
住んでいる近くのバスターミナルから、インドネシアの空港アクセスでおなじみのDAMRIバスでスカルノハッタ国際空港に向かいました。
この日は祝日でToll Roadも空いていたため、混んでる時の半分以下の時間で空港着。
バティック・エアは初搭乗でしたが、スカルノハッタ国際空港では2023年現在ターミナル2Dからの出発です。
チェックインの手順は、
- 端末に予約番号などを入力し搭乗券を各自で発券
ペラッペラのレシートのような感熱紙です。
2. 搭乗券チェックを受けてターミナルの中に入ります。
3. 続いて、預け荷物がある場合は、カウンターで荷物を預けます。
4. セキュリティチェックを受け、制限区域内へ
ターミナル3ができる前は、国際線でも利用していた、懐かしいターミナル2です。
ただただ新しくて大きいターミナル3よりも、こちらの方がトラディショナルな感じで好感が持てます。
プライオリティパスで入れるラウンジなどは無さそうなので、大人しく搭乗を待ちます。
搭乗/Boarding
アナウンスは無かったですが案内表示でゲート変更を発見し、D3→D1へ移動。
インドネシアらしい感じの搭乗待合室です。
おそらくトバ湖に観光に行くような人しか乗らないと思う路線ですが、連休初日ということで結構混んでいました。
バティック・エア/Batik Air A320 エコノミークラス/Economy Class
バティック・エア・インドネシア/Batik Air Indonesia標準塗装の機体
Economy Classは、おなじみの3-3列並び
あえてEconomy Classと書くのは、前方には2-2列のBusiness Classの区画があるからです。
ちなみに、こちらは前方のBusiness Classで、大型のシートが並びます
Economy Classのシートピッチも、思ったよりも広く、狭いとは思いませんでした。
高精細なモニターを搭載。
日本語表示もできます。
所々変な感じはありましたが、まあ許容範囲か。
バティックエア/Batik Airだけでもインドネシア国内に、かなり充実した路線網があります。
まあ、ジャカルタ一極集中の国なので、路線はジャカルタ発着がほとんどではありますが。
ライオン・エア/Lion Airのグループ全体だと、この国際線の路線網。
日本、中国、オーストラリアから、インド、サウジアラビアまで。
フリートのサイズは様々で、A330クラスからプロペラ機まで幅広いです。
機窓から/From window
定刻よりも少々早めにゲートを出発。
エアアジア/Air Asiaも多いですね。
バティック・エア/Batik AirのA330-300
長距離路線は、サウジアラビア路線があり、明らかにハッジやウムラ需要でしょう。
さて、離陸。
確かRW25Rから。
先ほどまでいたゲートも見ながら上昇していきます。
大気汚染の空気の層を突き抜けると、快晴です。
ジャカルタを離れれば、大気汚染も酷くないようで、地上までよく見えます。
ジャワ島の西の端、チレゴン付近を見ながらスンダ海峡を進んでいきます。
このあたりは鉄鋼、化学系などの工業も盛んな場所です。
あっという間にスンダ海峡を越えて、スマトラ島へ。
スマトラ島は世界で6番目に大きい島ということで、ひたすら陸地の上空を飛行していきます。
機内食/Inflight Meal
バティック・エア/Batik Airは標準で機内食あり。
小箱に入った状態で提供されます。
よくわからない味のパンですが、まあ出ないよりはいいでしょう。
他にマフィンもあります。
ドリンクはパックの水の一択です。
機窓から/From window
目的地が近づき、降下していきます。
スマトラ島の内陸の標高が高いエリアは、マンデリンやリントンなどの有名なコーヒーの産地です。
上空からだとちょっとコーヒー畑もよくわからない感じではありますが。
陸地が近づくと、コーヒー畑っぽいところも確認できました。
着陸時は、かなりの急減速でした。
前から後から、タラップで降機です。
標高1,420mの高地だけあって、雲が近い感じ。
徒歩でターミナル建屋へ。
到着/Arrival
シランギット空港は、インドネシア的にはバリ島のような観光地にしたいという思惑があるトバ湖の玄関口。
一応国際空港ということで、コロナ禍前はシンガポールやKLあたりからのフライトもあったようです。
シンガポール、マレーシアよりも、首都のジャカルタのほうが遠いですね。
ターミナル建屋に入ります。
右側に預け荷物を入れる口もありますね。
建屋の中は、バゲッジクレームですね。
荷物は意外と時間がかかって15分ぐらい待った記憶が。
空港の外はこんな感じで、田舎ですね。
空港からの移動/From Airport
インドネシアの空港アクセスでおなじみのDAMRIで移動しました。
ここではバスではなく、バンですね。
- 交通費メモ
DAMRI Bus IDR50,000+10,000 Silangit Airport 14:03→Tigaraja port 16:01
※降りる場所を間違えたため、戻ってもらいチップIDR10,000
ボート IDR25,000 Tigaraja 16:30→TuktukのGuesthouse前 17:27
2023年3月時点の情報
まとめ/Summary
ライオン・エア/Lion Air グループの航空会社ということで、若干の心配をしていましたが、バティック・エア/Batik Airは悪くない印象でした。
この後の国内移動でも使用していますが、とんでもない遅れや欠航になったこともなく、今後も利用していきたいと思いました。
フライトデータ/Flight Data
バティック・エア/Batik Air
ID6832 Economy
CGK ジャカルタ(スカルノハッタ)/Jakarta(Soekarno Hatta)
→ DTB シランギット/Silangit
Aircraft A320(PK-LUJ)
Gate Departure 11:18(11:25)
Taxi Time 13m
Takeoff 11:31
Landing 13:13
Taxi Time 5m
Gate Arrival 13:18(13:30)
Duration 2h(2h5m)
この他の搭乗記はこちら↓
http://solo-traveler-mo.net/page-14/
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